かつ子の命名秘話の巻
- 得丸 靖晃
- 2024年8月8日
- 読了時間: 2分
かつ子は、戸籍上は『克子』が正式名称である。
彼女が高校生の時に亡くなったお母さんが、
お寺さんにつけてもらった名前らしい。
私の名前は、私の祖父が姓名判断で考えてくれた名前であり、それまでの人生、順風満帆とまではいかないまでも、まずまず良い人生だったこともあり、長男が生まれた時には、姓名判断の本を一冊買い、『あーでもない。こーでもない』と考えて名前を付けた。
音『RYO』をかつ子が決め、私が画数を研究し、いい漢字をあてはめ、最終的に二人で決めた。
長女や次女も同じようにして決めてきた。
結果的に長男は凌太郎(凌雲の凌で雲を突き抜 ける空)
長女は莉緒(リオは河を意味し、人と人をつなぎゆったりと流れる河)
次女は、真綸 (マリンは海。綸は天子を意味する真っすぐに透き通る海)と名付け、我ながら気に入っている。
不思議なのは、長男は何度も確認して、『郎』としたのに、後から見ると『朗』の方がよかったみたい。
名前を引き寄せるとも言うので、やはり姓名判断はあながち馬鹿にはできないと思う。
もちろん、自分にも経験があるが、どこかのタイミングで、自分で姓名判断した時に、いい結果であれば悪い気はしないだろうという思いもあった。
あるいは『自分の名前の由来』という宿 題にもきちんと回答を用意したつもりである。
さて、ついでにかつ子さんの姓名判断を何気なくしたところ、なんと『未亡人運』が出てるで はないか!
『かつ子が未亡人ということは、すなわち私の命が危ない!』
そこで、付け焼刃ながら研究した成果を発揮。
『克』の部分をひらがなにすれば、画数が変わり、運勢が変わるのではないかと。
その事件以来、公式でない書類等は、『かつ子』で書いてくれている。
おかげで、現在もこうして生きており、来年には銀婚式を迎える年齢となった。
あ~名前って大事だなぁ。