地獄の使者かつ子の巻
- 得丸 靖晃
- 2024年8月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年9月16日
ここ数年立て続けに叔父が亡くなった。
結婚当初から何かと世話になり、
いろんな思い出をくれた叔父であり、
温かくたくさんのアドバイスをくれた叔父であった。
本当に感謝でいっぱいの気持ちだ。
その叔父はかつ子の親戚筋であり、法事にも夫婦でお声かけいただけるのだが、
『香典はどうすればいいのか』というので、
『君の叔父さんなんだから、君が準備しておいてよ』とお願いしていた。
その後、買い物から興奮気味に帰ってきたかつ子は開口一番
『香典袋買ってきたわ』と大量の香典袋を机の上に出した。
『何これ?』『お徳用があったんだけどこれでいいよね』。

香典袋50枚セット。
『お徳用って、お前どんだけ親戚殺す気じゃい !
この罰当たりめ!』
しかも、ちょっとちょっと。
今この格好で、香典袋買って来た?
近くのミニスーパーには、親子共々目を疑うばかりの超ラフな格好で買い物に行くのが常なのだが、今日のラフな格好を見るとドクロのスパッツ。

ただでさえセンスを疑うスタイルに加え、ドクロマークのスパッツで、大量の香典袋を買っていったオバハン・・・
『お前は地獄の使者か!都市伝説になるわい!』
東久留米市民の皆さん、
『大量の香典袋を興奮しながら買っていった、ドクロマークの恐怖のオバハン』は、
我が妻です(泣)決して危害を加えませんので、ご安心ください。
大量の香典袋を消費すべく、
来年からお年玉袋として活用すべきか頭を抱える夫であった。